クラブチームの日本一を決める大会!
第42回(令和5年度)全日本バレーボールクラブカップ選手権(6人制女子)が2023年8月11日(金)~14日(月)にかけて開催されます。6人制女子大会は和歌山県和歌山市で、和歌山ビッグホエールと武道・体育センタービッグウェーブが会場となります。
大会日程
大会日程は、8/11(金) 代表者会議、8/12(土) 開会式およびグループ戦・トーナメント戦抽選会、8/13(日) 決勝トーナメント戦(1、2、3回戦)、8/14(月) 準々決勝、準決勝、決勝および閉会式となっており、日曜日(13日)と月曜日(14日)は決勝まで残ったチームは3試合ずつ戦い抜く必要があります。
大会概要
本大会は、Vリーグ(V1, V2)の下のカテゴリーに位置付けられている社会人クラブチームが参加する大会です。この大会で好成績を残したチームがVリーグ参入を果たしていることからVリーグへの登竜門ともいえる大会です。
主な出場チームの紹介
昨年度優勝チームの山梨中央銀行(山梨県)や前回3位のビオーレ名古屋(愛知県)と志摩クラブ(三重県)が大会推薦枠で出場し、福岡県代表として私が所属している福岡ギラソールが出場します。個人的には大会優勝経験のあるCLUB EHIMEやバサジィ大分から移行したLien大分、開催地代表の和歌山クラブとの対戦が楽しみです。
優勝候補筆頭はやはり山梨中央銀行でしょう。5番のオポジット平岡選手を中心に、9人制仕込みの拾い粘りと相手の嫌なところを的確に突く攻撃スタイルが持ち味の非常にバレーボールが上手いチームです。昨年Vリーグ(V3)昇格を果たしたカノア福岡、アルテミス北海道、倉敷アブレイズの3チームにも五分以上に渡り歩き、大会直前の練習試合ではV1所属チームと対戦して互角に渡り合ったと噂されています。
愛知県代表のビオーレ名古屋は、新興勢力ながら昨年度3位と奮闘し、地域リーグにも参戦して確実に成長しているチームの一つといえます。非常に一体感のあるチームでバレーボールを楽しんでいる姿魅力でもあります。また17番セッターの藤倉選手は、先日V1のPFUブルーキャッツへのトライアウト合格入団を果たしており、V1リーガーを輩出しているクラブチームでもあります。
福岡ギラソールに所属している石川真奈(Thumbs Up Smile所属)選手は和歌山県出身であり、非常に思い入れのある大会となることでしょう。和歌山県代表の和歌山クラブは、東レアローズのOGである芝田安希監督が率いており、石川選手も福岡に移動するまでお世話になっていたチームでもあります。福岡ギラソールと和歌山クラブの対戦が実現した際には地元の方々にぜひともご覧いただきたい一戦となります。
福岡ギラソール・選手紹介
福岡ギラソールは現在10名の選手が所属しています。前キャプテンの赤星七星選手がV1所属のプレステージ・インターナショナル・アランマーレ(山形県)へ移籍したことで、8番の岸川聖奈選手と7番の福島世奈選手(新人)がセッターを務めます。チームの精神的柱としては新キャプテンの髙山侑花選手(6番・OH)やベテランの・大熊亜希選手(5番・MB)・矢山美沙選手(2番・MB)が挙げられます。岸川選手の同級生・森岡真琴選手(12番・OP)が最高身長選手として活躍することでしょう。レフト対角(OH)は14番・田中桃香選手、持ち前のサーブ力やディフェンス力に加えてブロックを強化して大会に臨みます。4番・石川真奈選手は地元・和歌山で大爆発、大発狂、大狂乱の構えです。リベロ満生麗奈選手(10番)は、急成長中の若手選手です。身体の使い方から見直したレセプション(サーブレシーブ)やディグ(スパイクレシーブ)スキルの成長とともにチームへの声掛けが増大しています。そして、控え選手ながら地道にコツコツと努力を続けているのが16番・野崎満月選手(MB)。直前のAB戦でもブロックにクイックにと大活躍し、一人Bチームの中で50%近い決定率を叩き出すなど、着実に力をつけている若手選手です。
試合の詳細について
大会期間中の詳細については、福岡ギラソールの公式Instagramをチェックしていただければと思います。